太陽光パネルの「過積載」とは?

パワーコンディショナーの容量に対して、太陽光パネルの容量を大きくすることです。


過積載の場合、パワコンの容量を超えて発電した電力は捨てることになりますが、 パネルの容量いっぱいまで発電できるほど条件のよい時(ピーク時)は、実はそんなに多くありません。 短期間しかないピーク時の電力をカットしたとしても、それ以外の時間帯で発電量がアップするため、 全体的な発電量アップが見込めます。


晴天時の発電イメージ


関東地方の年間発電量の例


パネルの過積載状況下では、朝夕の日照量の少ない時間帯でも発電量を確保できて、時間帯での電力供給にムラが出にくいということです。


ピークカットされて失う発電量 < 過積載による発電量の増加分


こうした収益アップが見込まれることから、パネルの過積載が主流になっています。